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99件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2020-05-28 第201回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号

そうすると、政府権限を集中させて、憲法のもとでの権力分立人権保障を一時的に停止する措置であって、これは国家緊急権とも呼ばれますけれども、我々は、大衆運動や言論を弾圧する根拠となった一九二八年の治安維持法改正が当時の緊急勅令で行われたことを歴史の教訓とすべきなので、そういったときに、またコロナを使って憲法みたいな話は、ちょっと私はどうかというふうに思っています。  

篠原豪

2020-04-10 第201回国会 衆議院 法務委員会 第8号

もう一つは、憲法改正して国家緊急権などを創設するという、緊急事態条項というアプローチがあるわけでありますが、この二つは全く違うわけであります。  そして、現行憲法にはこの緊急事態条項は存在せず、個別法で対応するというアプローチがとられているわけであります。  そこで、なぜ日本国憲法緊急事態条項がないのか。

藤野保史

2018-04-03 第196回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号

東日本大震災を例にして、元防衛大臣が、憲法に国の緊急権規定がないために、国が住民に直接指示、命令する権限がないとして、緊急事態条項必要性を強調された過去がございます。  ただ、資料の最後につけておりますとおり、被災自治体に対するアンケートでは、多くの自治体が、逆に自治体権限が欲しかったと。

岡本あき子

2017-05-18 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

もう一点、私権制限について、緊急権について。  例えば東日本大震災のときに、実例として、自衛隊が派遣されました。自衛隊が緊急に道路をつくる場合も、車や瓦れきがたくさん散乱していまして、勝手にこれを移動することができません。地方が判断を下さないときは、権限がないと、それまで時間を待たなければならないということがありました。

中谷元

2017-05-18 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

さっきお話が出たものですから、改めて、国家緊急権の話と、もう一つ総理発言についてお話をしたいと思います。  国家緊急権については、さっき細野議員が整理をしたとおりでありまして、これからの議論の中でさまざまに、いろいろな選択肢、どういう形で国家権力というのを緊急時に使い、あるいは、どこで定義をし、どういう形でそれを運用したらいいのかというのは議論の余地はあるというふうに思います。

中川正春

2017-05-18 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

一方で、中川委員と私の発言の矛盾でございますけれども、中川委員の方からは、国家緊急権憲法に明記する必要はないという発言でありまして、私の提案は、国家緊急権を提議したものではありません。自然災害など選挙が行い得ない事態においては先延ばしをできるということを書いたものですから、そこは整合性はあるというふうに思います。  

細野豪志

2017-03-23 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第2号

木村参考人 憲法学上は、国家緊急権という言葉はさまざまな意味で使われますので、その言葉意味次第でありまして、それは、何かしら政府が対応しなければいけない事態という意味であれば、当然該当するでしょうし、一方で、憲法違反のことを当然に正当化される事態かと問われれば、それは当然そうではないということになりますので、その御質問については、国家緊急権という言葉定義次第であるということになろうかと思います

木村草太

2017-03-16 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第1号

緊急事態条項は外国の憲法でもほとんど盛り込まれているといいますが、そのほとんどは、戦時における緊急権、非常事態宣言として規定されたもので、災害理由にしたものではありません。  イギリスの国家緊急権は、戦時法規で、戦争中に国民を軍の統制下に置くものとしてつくられました。フランス憲法が想定するのも、戦争武装反乱目的としています。

赤嶺政賢

2017-03-16 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第1号

国家緊急権とは、戦争、内乱、恐慌ないし大規模自然災害などで、平時統治機構をもってしては対処できない非常事態において、国家権力国家存立を維持するために、立憲的な憲法秩序である人権保障権力分立を一時停止して非常措置をとる権限だと憲法学者芦部信喜氏は定義し、通説となっております。  

照屋寛徳

2016-11-16 第192回国会 参議院 憲法審査会 第2号

私は、改正必要性、またその切迫性から、まず検討すべきは国家緊急権参議院選挙制度に関する憲法改正と考えます。国家緊急権についての、昨今のテロの脅威と大規模災害発生を考えると、法律の整備とともに、憲法上の疑義を晴らしておくことが不可欠です。現在の憲法は、平時ルールであり、非常時ルールではありません。

阿達雅志

2016-03-30 第190回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号

そして、国家緊急権が必要だというふうに御主張をされる方々の中で、やはり地震が発生してから早急に対応しなければならない、政令等で何らかの措置を講じなければならないというふうな御主張がございます。  東日本大震災発生から一か月以内に、閣法であるとか議員立法であるとか、東日本大震災に対応するためのいわゆる新たな緊急事態条項を伴う法改正はこれまでの議論でなかったわけでございます。

広田一

2016-03-30 第190回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号

法律上のいわゆる国家緊急権規定されている条文でございます。  これについて確認なんですけれども、先ほどの最終報告の中での問題提起もありました、帰宅困難対策であるとか、あと治安維持等の観点からも、この緊急措置範囲といったものを拡大する必要があるんじゃないか、こういうことを検討すべきだというふうな提言もあったわけでございます。  

広田一

2015-09-25 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

第三に、集団的自衛権国家緊急権、環境権など各論に入る前に、投票価値の平等について討議するべきだと思います。現在の国会議員の皆さんは、違憲状態と呼ばれるような選挙で選出されたことを御自覚いただき、これを解消する方法を最優先で討議していただくのが筋だと考えます。  今読み返してみましても、特に目新しい視座に立つ指摘ではありません。

佐野円

2015-09-25 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

最近では、憲法改正の候補として、環境権国家緊急権などが議論されています。しかし、それらの改正を行っても、結局その時々の政府の望むように条文が解釈されてしまうのならば、そもそも憲法改正など無意味、あるいは有害ではないでしょうか。  例えば、国家緊急権というのは、戦争災害などの緊急時に、憲法人権条項などを一時停止して、政府を中心とする国家権力活動範囲を通常よりも拡大する仕組みです。

岡田健一郎

2015-05-27 第189回国会 参議院 憲法審査会 第3号

国家緊急事態という現実の前に、憲法秩序を一時的に停止することを規定する国家緊急権憲法規定し、憲法秩序の停止に歯止めを掛けることも重要です。  また、地方における人口減少という社会変化の結果、一票の格差問題が憲法問題として顕在化しています。現代の政党政治社会環境において、参議院が衆議院と別にどのような役割を果たしていくかは大いに議論のあるところです。

阿達雅志

2015-03-04 第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号

しかし、二項におきまして、もし我が国侵略を受けた場合、あるいはその侵略を阻止するためにこそ自衛のための軍隊を持つ必要があるという立場に立っておりますので、そういった視点から考えましても、あるいは様々なもろもろのひずみが生じているということから考えましても、さらには緊急権の問題もありますけれども、国家緊急事態に対処するための規定憲法には存在しない、これは明らかに憲法欠缺だと思っておりますけれども

百地章

2015-03-04 第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号

司法の機能の強化なくして憲法は生きてこないし、国家あるいは国民との関係、個人の権利、それから緊急権にしても、私は、水島先生がおっしゃったように、これ規定がないからこういう問題が起こったんだと言われる、それは形式論としては私は反対じゃないんですけれども、やっぱり政治なり行政の問題が大きかったと思いますね。

丸山和也

2015-03-04 第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号

その上で、緊急権目的というのは、国家的な緊急事態において国家存立を維持する、もちろんこの場合の国家というのは政府じゃありません、繰り返しております国民共同体としての国家、その国家存立を維持し、憲法秩序を守ることによって国民人権、これを保障するためにこそ緊急権が必要なんですね。  

百地章

2014-11-19 第187回国会 衆議院 憲法審査会 第3号

小笠原基也君 まず、憲法上の国家緊急権というのがお話の趣旨だと思うんですけれども、国家緊急権というのは、一般的には、憲法秩序を一時停止して緊急事態に備えるというものでして、日本国憲法の場合であれば、基本的人権を一時停止するとかあるいは三権分立を一時停止してどこか一カ所に集めるという話でしたけれども、この東日本大震災を見ても、そういう必要性は結論的にはなかった。

小笠原基也

2014-11-12 第187回国会 参議院 憲法審査会 第3号

まず、テーマなんですけれども、この憲法審査会において深掘りをする大きなテーマとして主に三つ挙げられると思うんですけれども、一つは新しい人権について、もう一つ国家緊急権について、最後二院制についての議論、これらは深掘りをするに十分値する大きなテーマだと思います。特に私は、やはりこの参議院憲法審査会では二院制参議院の意義についてしっかりと徹底的に議論をすべきだと考えています。  

愛知治郎

2014-11-06 第187回国会 衆議院 憲法審査会 第2号

すなわち、国家緊急権憲法上に明示し、非常事態においても、国民主権基本的人権尊重などが侵されることなく、その憲法秩序が維持されるよう、その仕組みを明確にしておく、国家非常事態における内閣総理大臣解散権制限であります。  続いて、財政規律条項について。  社会保障と税の一体改革法案を成立させた背景には、国際舞台、G20などでの国際公約もありました。

武正公一

2014-11-05 第187回国会 衆議院 内閣委員会 第8号

それから、憲法規定するまでもなく、およそ国家である限り、国家緊急事態というのは、ちゃんと国家緊急権発動というのは当然に予定されているものであって、そのための手続をきちっと整備しておくべきであるという議論も一方であると思いますが、こういったいわゆる有事法制、あるいは憲法の問題も含めて、治安を担当する大臣から、どんなふうにお考えになっているか、お聞かせいただければと思います。

松田学